「この地域で、グループホームを探していた」2018.07.20#お知らせ
指定申請が受理され、開業が決まると
グループホームを知っていただくための挨拶回りをします。
チラシをお渡ししたり、ご挨拶に伺ったりすることは
グループホームを知っていただく上で、欠かせません。
最初は知名度ゼロですから、
数をこなしていくことが求められます。
とても地道な作業ではありますが
チラシをお渡しすることで、コピーして手渡してもらたり、
スマホや携帯で写真を撮って、データで送ってもらえたり
様々な方法で、情報が必要な方のお手元に流れるのです。
実際に、
開業したてのグループホームに問い合わせいただき
見学にいらした方々にお聞きすると、
・福祉会の理事長から情報をもらった
・知り合いの事業者から話を聞いた
など、
グループホームのことを知ったルートは、それぞれ異なる、
ということもよくあります。
おひとりおひとり、
行動範囲や、お付き合いされているコミュニティが違いますので
当然といえば、当然です。
入居を検討される方々は、例えば
・来年、養護学校を卒業なので、卒業後の入居先をさがしている
・入居すると家族と離れて生活することになるので
時間はかかるが、まずはグループホームの見学をしたい
など、異なった事情をお持ちです。
そして、それぞれに
真剣にグループホーム入居を検討されていらっしゃいます。
現状として、
グループホームの数が圧倒的に不足しているため
自分に合うところが見つかれば入居したい、と考えて
見学に来る方が多いのです。
お問合せをいただき、
「この近くで、グループホームを探していたんです」
という言葉を聞くたびに、
その地域で開業できたこと、また、開業をサポートできたこと、
意義ある事業をさせていただいていることを
心から感じ、嬉しくなります。
傍から見ているだけではわかりにくいのですが、
実際に開業してみると、
地域にグループホームが無くて困っている
障がい者の方
ご家族の方
福祉関係の方
は、たくさんいらっしゃいます。
グループホームは、まだまだ足りていないのです。
全国津々浦々で、
入居できるグループホームを心待ちにされている方々に
1日も早く、安心して生活できる場を提供できるよう、
また、そのご家族や、福利関係の方々のお力になれるよう、
日本福祉事業者協会では、
グループホーム開業を目指す協会員の皆様をサポートし
力を尽くしてまいります。
今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。
日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵