【実費精算のルール】2019年5月勉強会活動報告2019.05.24#お知らせ
グループホームは利用者さんの家です。
その為、食費や光熱費など
生活に必要な経費は、
グループホーム側で管理・計算し
実費精算することが必要になってきます。
今回の勉強会では
・実費精算の注意点
・どのように精算するべきか
・基本的な考え方
・やってはいけないこと
など、実費精算に関して幅広く
コンサルタントより解説いたしました。
基本的に、
運営規定で「徴収」「返金」と規定されているものは
実費精算の対象となります。
ですが、毎月毎月
実際に発生した費用を細かく計算し
食費、光熱費、日用品費などにわけ
請求書を出して、振込をしてもらう、
という形ではスタッフ側に負担がかかってしまいます。
コンサルタントからは
定額の利用料を事前振込してもらい
後日精算する、という形が
提案されていました。
例えば、
翌月の利用料分を、10日までに請求書を発行し
25日までに振り込んで頂く。
精算は、定期的に行い
余った分は返金、足りない分は徴収する
という流れをつくることで
利用者さん達に迷惑をかけることなく、
スタッフ側もスムーズに実費精算が行えます。
勉強会の参加者の方からは
・精算は毎月行わなければいけないのか
・水道料金のように隔月の場合はどうすればいいか
・米や醤油、油などはどう割ればいいか
・外泊された場合の食費はどう処理するべきか
など、
実際のグループホーム運営で困っていることや
改善したいポイントなど
活発にご質問をいただきました。
コンサルタントが
質問者の実情に沿ったアドバイスを行うことで
他の参加者の皆様にとっても
よりわかりやすく、ご自身の運営に置き換えて
理解いただけたのではないかと思います。
アンケートでも
「食費や光熱費の現状がよくわかり
参考になりました」
といったご感想をいただいております。
他のグループホームの状況や対応方法を知ることは
運営の参考になります。
当協会ではこれからも
会員の皆様のグループホームを運営に役立つ情報を
継続的に発信してまいります。
今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。
日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵