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参考図書紹介:安藤俊介著『マンガでわかる 介護職のためのアンガーマネジメント』2022.06.23#お知らせ
介護や福祉の現場は、人の感情に直接向き合うことになる「感情労働」と呼ばれる職場です。
人の感情の中でも「怒り」という感情に向き合うことが多くなります。
現場における「怒り」とどう付き合うか、これが「虐待防止」施策の成否を左右します。
以下、本書からの抜き書きです。
「アンガーマネジメントを習得することで、怒る必要があるときは怒り、怒る必要がない時は怒らなくて済むようになる」
「怒りの4つの誤解
- 怒りは悪
- 怒ればなんとかなる
- 怒りは吐き出せばいい
- 怒りは制御できない」
「後悔するなら怒りを伝えよう」
「他人の評価に振り回されると怒りが募る。だから、自分の価値観を確立しよう」
「怒りの奥にある第一次感情は何かを探ることが鍵」
「『解決志向』で考える。『なんでダメなんだ』ではなく『どうしたら、理想とする状況に近づけるだろうか』と考えてみよう」
「怒りのレベルは10段階に分けられる」
「自分なりの怒りの切り抜け方を身に付ける。6秒ルール、グラウンディング、コーピングマントラ、ストップシンキング等」
いうまでもなく。利用者だけでなく、スタッフもまた、福祉事業の大事な構成メンバーです。スタッフの「感情労働」に向き合うことで、理想の社会福祉事業により近づいて行くことができます。