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《開業者インタビュー》「開業して本当に良かった!」離職率を最小限に抑え『黒字安定経営』を続けるための独自の運営手法とは?(サクセス事例)2020.02.27#お知らせ

なぜ医療業界から福祉業界に転身したのか?

離職率が高い福祉業界で、異例の数値を叩き出し、『黒字安定経営』を続けるための手法について、講座受講生で、女性経営者の豊田しげ子さんに伺いました。

まずは自己紹介をお願いします。

 

看護師の資格を活かして、薬剤師の人材紹介業をしています。

障害福祉分野に参入したいと思っていたので、
このタイミングで参入できてよかったと思っています。

栃木市で2棟開業し、8人受け入れています。
1棟目は知的障がいの方、
2棟目は精神障がいの男性を受け入れています。

実際に経営してみた感想は

黒字経営に転換し、
地域から次の棟を待ち望む声をいただいています。

障がい者グループホームのニーズは期待できます。

栃木市では、独居の障がい者や、家族が高齢になって、
グループホームを探されている方が多い。

福祉業界に参入してみて

地域福祉に貢献できている実感があります。

お住まいを提供することで生活リズムの見直しがはかれるようになった。
薬の飲み忘れを防ぐことで、体調管理の面でも貢献できています。

参入されたきっかけは?

母が、障がい者福祉の管理者をしていたので、
小さい頃から障がい者に接する機会がありました。

母と一緒にこの事業ができないか、考えていました。

 

立ち上げ時にいちばん苦労した点は?

最初は物件の確保に苦労しました。
1棟目は、しごとプロのスタッフの紹介で開業できました。

人材の確保に苦労しました。

ハローワークやタウン誌にかけてみたものの、
問い合わせがあっても採用に至らなかったり、
反応もよくなかったです。

グループホームの勤務が大変なんじゃないかという
誤解があったようです。

今は、13人スタッフがいます。

どうやって乗り越えたのでしょうか?

一人のスタッフから、紹介がどんどん生まれて
輪がひろがるようになりました。

(今野)この業界は、紹介からの採用がポイントですね。

スタッフは、子育てをひと段落した
60代、70代の主婦の方が多いです。

(今野)また社会に貢献できるということで、
仕事できることを感謝されることもあります。

開業して1年自慢できることは?

今まで退職された方は1名のみです!

(今野)この業界は出入りが多いので、驚異的です。

その1名も家族の介護のためにやめられましたので、
いやになったわけではありません。

開業してうれしかったことは?

特に知的障がいの子が、いままでできなかったことが
一つ一つできるようになる成長が見られることです。

自分でお風呂が沸かせるようになり、
それを率先してやってくれるようになりました。

電話をかけられるようにもなりました。

講座を受講してよかったことは

 

最初に物件を紹介してもらい、
早く始められたのがよかったです。

ひとりで動いていたものの、
物件を借りるところまで到達できませんでした。

行政に提出する書類の手続きもサポートして
もらったのがありがたかったです。

これからのビジョンは?

最低5棟は、目指したいです。

マンションのオーナーが理解あるので、
空室が出たら紹介してもらうことになっています。

大家さんとの関係を良好に保つことは
意識しています。

事業運営のキーポイント

この事業は、周囲との信頼関係の構築が
キーポイントだと思います。

病院や就労施設とも密接に連絡をとっています。

後に続く方へのメッセージ

開業されるまでは不安があると思いますが、
開業して本当によかったと思えます。

地域福祉だけでなく、入居者の自立支援ができるので、
入居者さんが日々成長していく姿を
スタッフ全員で喜ぶことができ、
とてもやりがいのある仕事です。

ぜひご参入ください。

 

 

豊田さん、

お時間いただき、すばらしいお話をどうもありがとうございました!

 



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