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《開業者インタビュー》東京ー福岡という遠隔地を月1回の訪問で運営。社会福祉事業経験ゼロから7ヶ月で5棟開業する秘訣とは?(サクセス事例)2020.02.28#お知らせ

なぜ東京-福岡という1,119キロも離れた遠隔地にも関わらず、
月1回の訪問だけで運営できてしまうのか?

社会起業プロジェクト3期生の田村惟人(ゆきひと)さんに、
社会福祉事業の実態と成功までの軌跡と今後のビジョンを伺いました。



まずは自己紹介をお願いします。

 

今の仕事は、公認会計士という資格を活かして、
M&Aコンサルタント、財務コンサルタント、
そのほかに不動産賃貸、税理士事務所の経営をしています。

まったく関係のない業界から参入し、
福岡市で2棟を開業しています。
この3月にプラス3棟を予定しています。

ですので、5棟の運営が決まっているのが、
今の状況です。

業界経験、雇用経験ゼロの経営者が参入を決めた理由とは?

一つは、不動産賃貸に加えて、
福祉分野でストック収入を増やしたい、

あとは、社会貢献をしている経営者を
目指したかったからです。

福祉事業は素人でした。

 

実際に始めてみてどうですか?

 

普通に暮らしていたら障がいをお持ちの方と
接することはありませんでした。

この事業をはじめるにあたって、
近隣の方から厳しい言葉をかけられることがあり、
自分も福祉事業をやっていなければ、
そちらの人間だったかもしれません。

しかし、障がい者さんと接する中で、
僕らより全然一生懸命生きているというのを知って、
誤解が解けて、偏見を持ってみることがなくなったのが
よかった面です。

一方で、大変だった面としては、
今までの仕事が一人で完結するビジネスだったので、
従業員の雇用・教育・管理が大変でした。

あとは、行政管轄のビジネスなので、
書類の整備が大変でした。

これまでの経験が役に立ったことはありますか?

 

会社の書類を見たり作ったりする仕事をしてきたので、
契約書を自分で作り込めるところは
役に立ちました。

あとは事業所としてのビジネス上の
テンプレートを作れるところは、
とても役に立ちました。

今までで一番うれしかったエピソードは?

従業員を雇用するのはじめてだったので、
いろいろな思いをもって、参加してくれて
みんなの生活の支えになっているところは、
はじめてで、貴重な経験だと思っています。

その中で、経営者として成長している実感があります。

 

講座を受講してよかったことは?

 

質問に対するレスポンスに期待していなかったが、
即日回答やすぐに回答いただけたことが
助かりました。

 

今後のビジョンは?

 

拡大のスピードは落として、
より円滑な運営をめざします。

さらに就労支援や訪問看護に広げていきたいです。

さらに相談支援など、障害福祉サービスを
一通り全部やっている会社形態を
作っていけたらなと思っています。

 

そういうビジョンは、初めからみえていたのですか。

 

実際にグループホーム事業をまわしていくなかで、
横展開のビジョンが見えてきました。

 

実際の運営は?

 

現場はほぼ任せていて、
月に1回福岡に帰ったり、
電話でサービス管理責任者と話したりしています。

 

今後の方へのアドバイスを

 

開業するまえに難しいことはあまりないので、
あきらめない気力さえあれば、うまくいくビジネスです。

田村さん、

お時間いただき、すばらしいお話をどうもありがとうございました!

 



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