新着情報

《開業者インタビュー》福祉も経営もド素人だった「サラリーマン」が“脱サラ”してから同期1の開業実績まで至った成功の秘訣と福祉事業への想いを語る(サクセス事例)2020.03.12#お知らせ

福祉経験も経営経験もなかった会社員から、
どうやって同期最多開業に至ったのか?

なぜ、会社員をやめたのか?

社会起業プロジェクト2期生で、
最多開業をした石塚光太郎さんに
サクセスストーリーを伺いました。

まずは自己紹介をお願いします。

 

アイエルサポート株式会社の石塚光太郎です。
今は、名古屋で障がい者グループホーム4棟を運営しています。

 

どうして、保険営業マンが福祉グループホームを立ち上げたのですか?

 

6年前、相続の税制改正があり、
バブルがあるということで、保険営業界で
がんばってきました。

時間を投資した分だけ、どれだけ回収できるかという
体が資本のビジネスモデルなので、
当時は結婚したばかりで、子供がいなかったので、
めいっぱい時間を投資して、
お金を稼ぐというのがビジネスの目標でした。

家族ができて、時間と仕事のバランスを
考えるようになりました。

保険の仕事のなかで、バランスをとろうとしましたが、
いつまでたっても満足のいく状態をつくるのは
難しいなと感じるようになりました。

そろそろビジネスモデルを
変える必要があると
もともと思っていました。

私のまわりには障がい者がいなかったので、
最初は、福祉事業はハードルが高いものと
感じました。

なので、最初はマンションの投資を
始めようとしました。

1棟買いのマンションをどんどん増やしていく
という方法です。

融資は通ったのですが、
「頭金を2割入れてくださいということ」で、
2割入れたら、次買えないということで、
泣く泣く見送りました。

仕事と時間のバランスをとろうと、
思い出したのが、障がい者向けの
グループホームでした。

 

どうして保険業界は卒業して専念する選択をされたのですか?

 

最初は保険の仕事をやりながら、
やっていくつもりでいたのですが、
投資のつもりでした。

しかし、実際は、障がい者の方がいて、
そのご家族がいて、
サポートする従業員がいて、

最初はビジネスベースでの発想でのスタートでしたが、
実際に関わってみると
そして、社会的意義にある仕事だと感じました。

保険の仕事は大好きですし、
保険営業としての誇りと
お客様を大事にしたいという気持ちもありました。

しかし、万が一のためのコンサルタントではなく、
今、困っている人があれば、そちらに注力するという選択をしました。

最初は、自分の時間をコントロールするための手段として
でもやっていくうちに、使命感が芽生えました。

今は、私も会社も
社会にどういう影響を及ぼしていくのかという
ビジョンを醸成しはじめました。

実際にグループホームを運営してみて、いかがですか?

 

職員も利用者さんもかけがいの関係性を
築いています。

4棟に至るまで苦労した点は?

最初のころは大変だと感じましたが、
今は、事業の拡大というテーマが
あるので、苦労しています。

今は、5棟目、6棟目の準備と
グループホーム以外の福祉事業も
展開しようとしています。

目先の現場をまわすこと
次の展開の準備
増えていく従業員の環境整備など、
忙しさはあります。

ただ、事業拡大に関する以外については、
私自身の仕事はほぼありません。

福祉事業の今後のビジョンは?

まず、7つのプロジェクトをやります。

「虹色のチョーク」という書籍が
この業界に興味をもったきっかけでした。

ですので、虹色をテーマに、7つのグループホームを
やろうと決めました。

7棟でそれぞれ7つのプロジェクトで49。

きりよく、50棟のグループホームを
やろうと思っています。

そのコンセンプトやビジョンに賛同したメンバーが
集まってくれているので、
どの規模でやるのか、社内で話し合っています。

 

障がい者グループホーム運営で、今までで一番うれしかったエピソードは?

 

保険営業マンは自分で行動を起こさないと
成果が得られないのが
当たり前でした。

もし、足が止まってしまえば
自分に跳ね返ってきます。

そうやって10年やってきました。

今は、自分が担当している事業拡大のための足を止めても
現場は動いていき、
利用者さんも自分で生活していくので
ちゃんと回っていくことができます。

仮に足を止めても生活費くらいは
利益として自動で出てくるので、
保険営業マンの時代にはない安心感があります。

休日に子供と遊ぶなどの過ごし方が変わりました。

以前は、休みの日でも携帯と手帳を手放せませんでした。

身軽な状態で子供と遊べるようになりました。

家族を持ったことが
考え方を変える大きな転機になりました。

 

これから福祉事業に参入を考えている方にメッセージをお願いします。

 

もし現状に変化をもたらしたいと思っていて、
一方この福祉事業で順調にうまくいった状態が
自分の望む状態を実現すると想像できるならば、
迷っている時間はもったいないと思います。

石塚さん、

お時間いただき、すばらしいお話をどうもありがとうございました!

 



CONTACT

事業サポートのご質問やご応募・その他お問い合わせは
お気軽にフォームからご連絡ください。
※営業連絡はおことわりいたします。

CONTACT

協会員募集