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【スタッフ教育について】2019年11月度勉強会報告その32019.11.20#お知らせ

グループホーム内での研修会は
運営に関わるスタッフ全員に
適切な支援について、
利用者さん一人ひとりについて
ホーム内のルールについて、など
様々なことを学んでいただく場です。

ですが、そういう「学び」に加えて
スタッフ同士、世話人さん同士の
コミュニケーションの場としても
活用することが可能です。

今回の勉強会では
実際に、月1回グループホーム内の研修会を開催し
その中で、世話人さん達と
コミュニケーションをとっていくことで
利用者さんにとっても、スタッフにとっても
より良いグループホームを構築している
当協会のコンサルタントより
その基本となる考え方から、具体例まで
様々なお話をさせていただきました。

通常、グループホームでは
世話人さんは、初期研修が終了した後は、
基本的にひとりでの勤務となります。

事故やトラブルなどの大きな問題に
発展はしないようなことでも

「これは、どうなんだろう」
「こんな時、どうするのが正解なんだろう」

という、ちょっとした日々の疑問を
抱えていることが多くあるのです。

そういう細かな感覚というのは
人によって、持っているものが異なっていて
Aさんは、気にならないけれど
Bさんは、気になる、ということが
往々にして発生します。

そして、それが些細な出来事であればあるほど、
わざわざサービス管理責任者に相談するほどではない
と思ってしまいがちなのですが、
こういう些細なことが、意外と世話人さんの
ストレスになっていることもあるのです。

このような、なかなか表に出てこない課題は、
グループホーム内での研修会を上手に使って
解決していくことが可能です。

例えば、
月に1回、様々なテーマについて学んだ後、
世話人さん達がそれぞれ持っている
細かな疑問や、ちょっとした困りごとについては
その場で解消したり、ルールを修正したりするなど
スピーディに対応ができます。

また、利用者さんの日常を一番知っている世話人さん達からの
利用者さんへの支援の方法に対する疑問や、
対応に困ったこと、どうすればいいか迷ったことなども
積極的にシェアしてもらうことで
グループホームに関わる全員が共通の認識を持てますし
サービス管理責任者から、
適切なアドバイスをお伝えすることで
それ以降の対応に不安がなくなっていくでしょう。

グループホームに入居している利用者さんも
当然ながら、それぞれ性格が違いますし
障害の特徴も様々ですから、
世話人さん達のフォローという観点からも
グループホーム内で研修会を行い
スタッフ側のコミュニケーションを深めていくことは大切です。

今回は、実際にコンサルタントが実施している
グループホーム内研修会について
どのように運営し、どんな注意点があるのか
世話人さん達とのコミュニケーションを深めるための工夫など
実際に使っている資料を見ながら
詳しい解説を行いました。

このように、運営の枠組みにスタッフ研修を組み込むことで
世話人さん達が不安なく働けるようになり、
利用者さん達にも、より適切な支援を提供でき、
グループホームの運営がスムーズになることを
参加された皆様にもご理解頂けたのではないかと思います。

当協会ではこれからも
現場経験豊富なコンサルタントから
明日から使える知識を盛り込んだ勉強会を開催し
会員の皆様に有益な情報を届けてまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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