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【ホーム運営と報酬】2018年11月度勉強会活動報告その32018.12.25#お知らせ

お箸のおき方を間違えた・・・

そんな時、
世話人さんが書いておくべき書類がある
ってご存知でしたか?

それが
「ひやりはっと報告書」

事故になる手前の「ひやりはっと」を
きちんと把握し
事故を未然に防ぐための書類です。

例えば、
お箸のおき方を間違えた
お茶碗の置き場が逆になってしまった

その結果、
利用者さんが食事をしにくい、食べにくい
ということが発生し得ます。

熱いものを提供していれば
やけどの危険性に繋がります。

意識を向けていなければ
気づかないうちに過ごしてしまうようなことですが
利用者さんによっては事故につながる可能性がある。
そのようなことを日常の支援の中からきちんと把握し、
書類に起こすのが、ひやりはっと報告書です。

また、スタッフ側がひやりはっとに意識を向けることで
本当に行っている支援が適切なのか、という
観察眼が育つことも期待できます。

今回の勉強会では、
ともすれば見逃しがちな「ひやりはっと報告書」の
重要性やその活用方法についても
講師より詳しく解説がありました。

「ひやりはっと報告書」の場合、
もちろん概要の記載も大切ですが、
再発防止策が最も重要になります。

何故ひやりはっとが発生したのか、
その原因を探り、再発防止策を打っておかなければ
大きな事故に繋がりかねないからです。

ひやりはっとが発生する原因は、
グループホームの建物の構造、世話人さんの能力、
利用者さんの能力、時間帯、などなど
さまざまなものが考えられます。

再発防止を考えるために
ひやりはっと報告書には、どのような点を記載しておくべきか
事業者として何に注意を払うべきか
など、講師より具体的な事例を提示いたしました。

また、万一事故が発生した場合の対応方法や
行政への連絡の仕方、その後の処理や書類の保管方法など
参加者の皆さんが、それぞれのグループホームに持ち帰って
すぐに万全の対策がとれるような
お話もさせていただきました。

利用者さん達が、グループホームで
安心して生活していただけるように
また、支援の質を改善していくためにも
ひやりはっと報告書は大切なものです。

当協会ではこれからも
より良いグループホームをつくっていこうと努力される
会員の皆様をサポートできるよう勉強会を開催してまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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