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【世話人研修】2019年4月勉強会活動報告その22019.05.13#お知らせ

グループホームの中で、
研修のために定期的に行う勉強会では
世話人さん達に障害者福祉についての理解を
深めてもらうことが目的の一つです。

そのためにまず、利用者さん達にとって、
社会保障がいかに必要かということを
世話人さん達に知ってもらい、
その上で、利用者さんに対する対応方法や考え方
アプローチを学んでもらいます。

今回は、知識、経験共に豊富なコンサルタントが
世話人さん達に、どのように伝えたら
障害を、多面的、構造的に理解してもらえるか
といった点について
具体例を挙げて解説いたしました。

通常、世話人さん達は特別な研修を受けていないため
利用者さんへの対応方法や判断基準が、
どうしても個人の経験に偏ってしまいがちです。

そのため、世話人さんには、
グループホームで利用者さん達に接する場合に、
・どう話したらいいのか
・どういう形で対処したらいいのか
について、学んでもらうことが大切になります。

研修を行う事業者側としては、
勉強会を開催する際、世話人さん達に、
どのように伝えたら理解してもらえるのか
何を理解してもらうことが必要なのかを
良く考えなくてはいけません。

例えば、利用者さんが怒った場合
世話人さんの中には
「よくわからないけれど、怒っている」
「理由なんてない」
と言ってしまう人もいます。

もちろん、利用者さん側には
怒っている理由はあります。

ですが、
「よくわからない」と言ってしまう場合
その世話人さんは、
理由を、どのように探ったらいいのかを知らないため、
手探り状態になり、匙を投げてしまうのです。

今回は、
こういった世話人さん達に向けて、

心理学的アプローチの基本的な部分を
どのように説明すると
理解して、使ってもらえるようになるのか。

原因の追究をするのが適切でない場合は
どういう対応をするのがいいのか。

など、
グループホーム内の勉強会で、
実際に使用した資料のシェアなどもしながら
コンサルタントより詳しくお伝え致しました。

利用者さん達の快適な生活、
適切な支援を確保するために
世話人さん達への定期的な研修は、とても大切です。

当協会ではこれからも、会員の皆様が、
スムーズにグループホームを運営できるよう
世話人研修に関しても
様々な情報を共有してまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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