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【体験入居】を良い体験にしてもらうための心得2018.05.15#お知らせ

グループホームに入居を決める前に、
利用者さんが短期でグループホームに滞在する「体験入居」があります。

利用者さんと、グループホームスタッフが初めて顔を合わせて
少しだけ生活を共にしてみる、そんな時間です。

「初めてお会いする利用者さんには、気が張る」

グループホームで、日勤・夜勤の経験があり、且つ、
長年、看護職員として経験を積んできたスタッフでさえ、そう言います。

その真意は

「利用者さんは、お一人お一人、異なる個性をお持ちであり
その個性を見極めるため、いつも以上に心を配る」

ということのようです。

わたしたちは誰でも、新しい環境に入る時には緊張します。
それが「生活の場」であれば、なおのこと。

どんな人がいるんだろう
上手くやっていけるんだろうか
など、不安は後から後から湧いてきます。

グループホームの利用者さんにとって、体験入居とは、
住み慣れた家を離れ「新しい家になるかもしれない、初めての場所」で
過ごすことを意味します。

グループホームでの生活が初めて、という方も多いでしょうから、

「グループホームってどんな感じかな」
「お世話してくれる人が優しいといいな」
「心地よく過ごせるグループホームだといいな」
「大丈夫かな」

そんな風に期待と不安が入り混じっているでしょうし、
その感じ方も、お一人お一人異なるでしょう。

では、個性豊かな利用者さんたちに、
私たちは、どんなことを意識して接すればよいのでしょうか?

何よりも大切なことは、
個性豊かで、物静かな利用者さんお一人お一人が
安心して生活できる環境を整えることです。

知的・精神の障害者さんは、物静かな方が多い、と言われます。

会話が盛り上がればいい、活発にコミュニケーションを取ればいい
というものでは無いのです。

常日頃身を置いている社会生活や、ビジネスシーンとは、
少し異なった気の配り方が必要になります。

当協会では、
コンサルタントやスタッフが実際に経験した事例を上げながら、

・スタッフが避けるべき行動
・陥りがちなミス
・利用者さんが安心を感じられるためのポイント

を協会員の皆様にお伝えいたしました。

スタッフの利用者さんへの接し方というのは、
情報を得ておくことや、意識の持ち方を変えるだけで、大きく変わります。

協会員の皆様には、
「具体的な実例があることで、その状況をイメージできるし
グループホームをタッフへの共有もしやすい」
とご好評をいただきました。

当協会ではこれからも
利用者の皆さんが安心して生活できるグループホームづくりのため
現場で実際に使える情報をお伝えしてまいります。

今後とも日本福祉事業者協会をよろしくお願いします。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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