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【利用者選定】2019年3月度勉強会活動報告その42019.05.13#お知らせ

グループホームには
様々なバックグラウンドを持った利用者さん達が
入居されます。

その中で共同生活を送っていくには
お互いにルールを守ることが大切です。

今回の勉強会では、
どのように利用者さんにルールを理解していただき
運用していくとスムーズなのか
現場経験豊富なコンサルタントより
お話させていただきました。

まず、入居時に
グループホームのルールを
認識して頂くことが大切です。

空きがある時など、事業者としては、
早く入居してもらいたいという意識が
先行してしまいがちですが、
何でも大丈夫ですよ、という状態で受け入れて
後々困ってしまう、という事態を避けるためにも
事前に合意しておくことがお勧めです。

ただ、基本的にグループホームのルールは
利用者さん達のために作られているものですので、
利用者さん全員の状況によっては
変更することもあり得ます。

その旨についても、
お伝えしておくと、後々スムーズでしょう。

また、入居時に生活上のルールは、
常に確認できるように、
共用部に、張り出しておくことも効果的です。

入居者さん達にはもちろんのこと、
世話人さん達への確認ともなります。

利用者さん達だけでなく、
世話人さん達にもルールをしっかり把握してもらうことは
適切な支援をしていく上でも重要です。

世話人さん達も長年生活してきた中で身に付けた
それぞれの「普通」がありますが、
ホームのルールを明確化しておくことで、
無意識に出てしまう個々の認識ではなく、
グループホームのルールに沿った支援をしていただけます。

利用者さん達のグループホームでの暮らしを
お互いに心地よく保っていただくために
グループホームに携わる全員が共通認識として
ルールを認識できるようにしましょう。

この他にも、

・喫煙、禁煙についてのルールや確認事項
・相談支援員や家族との確認方法
・ホームに馴染めない利用者さんの対応

など、どのように対処していくのが良いか
コンサルタントより具体的な解説がありました。

グループホームは、他人同士が一緒に住む
共同生活の場です。

ルールを上手に運用することで
利用者さん達がお互いに気持ちよく
グループホームで生活していただける場を
提供していくことが大切です。

当協会ではこれからも
居心地の良いグループホームを運営できるよう
現場で役立つ情報をお伝えしてまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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