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【助成金の活用について】2019年12月度勉強会報告2019.12.06#お知らせ

助成金、というと

「手続きが面倒」
「わかりにくい」

というイメージが先立ってしまいがちです。

多くの事業者が
使えたら事業運営に助かるかもしれない、とは思いつつ
結局手をつけない、手をつけにくい、
という状態が多い分野です。

ですが、実際は
グループホーム事業にとって相性の良いものも多く
きちんと知っていれば、申請できる制度でもあります。

今回の勉強会では、
助成金の専門家を招いて

・グループホーム事業と相性のいい助成金
・事業者にとってもスタッフにとっても
メリットのある助成金
・組み合わせることで、継続的に受け取れる助成金

など
何かと難しくて敬遠しがちな助成金について
いちから学びました。

まずは、「助成金」と「補助金」の違いについて。

事業者が申請するものの中に
「助成金」と「補助金」があります。

助成金も補助金も、
どちらも事業の支援の為に支給されるものです。

普段、意識して情報を得たことがなければ
この2つの違いを認識している人は
経営者の中でも多くないかもしれません。

今回は、専門家の方から
この2つの違いについても、ご説明いただきました。

助成金は、
雇用保険を財源とし、
主に「人」に関する活動に対して支払われることが多く、
長期に渡って、継続的に受け取れる、
という特徴があり、

一方、補助金は
主に「事業推進」に対して一時的に支給されることが多く、
費用の一部をカバーするなどの形で支払われる、
という特徴があるとのことです。

グループホーム事業は「人」で成り立っています。

厚生労働省が出している助成金は、
人材の採用・育成・定着に使えるものが多く
1人のスタッフが育っていくまで使っていけることもあります。

また、助成金は、

・返済の必要がない
・条件を満たせば、全員がもらえる

という特徴を持っていますので
グループホームの運営においては、
導入を検討する余地は十分にあるでしょう。

ただ、実際に助成金を導入するにあたってハードルが高い理由は
事業所あてに親切な案内などは来ないため、
自ら調べて申請するしかない、という点です。

素人が慣れない情報を一生懸命調べても
あまりよくわからなかった、となりかねません。

今回は、専門家である講師より
グループホーム運営に相性の良さそうな助成金を
いくつかピックアップしてご紹介いただきました。

参加された方からは

「助成金の仕組みがよくわかりました」
「今回紹介された助成金を使いたいと思います」

といった前向きなご感想が多く見受けられました。

助成金に限らず、グループホームの運営を
経営面でサポートできるツールは多くあります。

当協会ではこれからも
必要に応じて専門家をお招きするなどして、
会員の皆様に役に立つ情報を継続的に
勉強会を通してお伝えしてまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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