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【助成金の活用について】2019年12月度勉強会報告その42020.01.07#お知らせ

グループホーム事業を行うにあたって
助成金を活用できるとわかっても
目の前の課題に手一杯で
どうしても後回しになってしまう
ということがよくあります。

ですが、今回講師としてお招きした専門家の方によると
助成金の申請はを検討し取り組むのであれば
できるだけ急いだほうが良い、とのこと。

そこで、今回の勉強会では
何故、助成金の申請は急いだ方がいいのか、という点も踏まえて
そもそも助成金が何のためにあるのかという
根本的なところもお話しいただきました。

まず、助成金は国の施策です。

雇用される側の人に向けて、雇用する側がやったこと、が
助成金の対象となるのですが、
一時的なものでなく、会社のルールにする必要があります。

例えば、国として将来的に法制化していきたいようなことを
助成金を支払うことで、少しずつルール化・浸透させ、
スタンダードにしていく、という意図もあり、
国が決めた方向性に合う形で、会社に制度を導入することに対して、
助成金が支払われていくとのことです。

そして、助成金の特徴として
・返済の必要がない
・雇用保険が財源である
・条件を満たせば、全員がもらえる
というものがあります。

「条件を満たす状態で申請すれば、誰もがもらえるもの」
ではあるのですが、

一方で、当然ながら
助成金にはそれぞれ予算があります。

つまり、
予算がなくなり次第、その助成金は終了です。

国の施策として作られるものですので
助成金として導入すべき理由がなくなった時点で
その助成金はなくなります。

今年あったから、今後もあるとは言えないのです。

また、国の制度である関係上
新しい助成金は4月から導入され、
実質5月あたりから、申請などができるようになり、
その多くは3月で終了となりますが、
助成金によっては申請期間が5月から11月まで、
というように個別に設定されているものもあり、注意が必要です。

さらに、
助成金の申請においては様々な要件があり、
事業者としては、それらを満たしていくことが必要ですが
この要件は年々厳しくなっていきます。

緩くなることは無いそうです。

このように、助成金は
「条件を満たす状態で申請すれば、誰もがもらえるもの」
ではあるのですが、
申請を検討するのであれば、早ければ早いほうがいい
というのも、また事実のようです。

今回の勉強会では、このように助成金の基本的な概念を含め
助成金のスペシャリストから、
様々な角度から詳しく解説をしていただきました。

また、グループホーム事業者として、申請できそうな
具体的な助成金の組み合わせを教えていただいたことで
参加者の皆様も助成金を使うイメージを
持つことができた様子でした。

「是非、助成金を使っていきたいと思います」

「助成金・補助金の仕組みが良くわかりました」

「とても丁寧な解説で、わかりやすかったです。
ありがとうございました」

といったご感想をいただいております。

当協会ではこれからも
様々な角度から、会員の皆様のお役に立てる情報を
勉強会を通じてお伝えしてまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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