新着情報

【報酬】2018年9月度勉強会活動報告その22018.10.10#お知らせ

報酬請求は
前回の報告でお伝えした「夜間支援体制加算」以外にも
いろいろな加算項目が設定されています。

そのため、
個々の加算項目が、どのような考え方に基づいて決められているかを
しっかりと認識しておくことが大切です。

例えば、日中支援加算とは、
利用者さんが日中グループホームに居る場合に
対象となるものです。

日中支援加算Ⅰと、日中支援加算Ⅱがあり、
この違いをしっかりと理解しておく必要があります。

今回の勉強会では、この日中支援加算についても
ⅠとⅡが、それぞれどのような加算になっているのか、
また、その理由となるベースの考え方について
詳しく解説がありました。

この日中支援加算を申請するためには、
世話人さん達に、しっかりとした記録をとってもらうことが
必要不可欠なのですが、
経営者の認識が甘いために、世話人さんに十分な指導を行わず、
結果として、支援を行ったのに加算を取れない、という
事態を招いてしまうことも多いようです。

今回、勉強会に参加された皆様からも
コンサルタントの話を聞いての疑問点や、
実際に事業を行っているからこそ確認したい点など
活発にご質問をいただきました。

・作業所に通所している場合は対象になるか?
・何時間から対象となるのか?
・何日目から加算対象になるのか?
・具体的に、どのように記録をとるべき?
・世話人にどのように指導すれば理解してもらえるか?

など。

それぞれのご質問に、
当協会コンサルタントから、実例に基づいてお答えし
参加者の皆様には、明日からでも現場で使っていただけるよう
十分にご理解いただけたかと思います。

この他にも、
今回の勉強会では、医療連携加算、帰宅支援加算など
様々な加算について、解説がなされました。

特に、医療連携は
グループホームを運営するにあたって
利用者さんが安心してグループホームで過ごしていただくためにも
備えておきたいもののひとつです。

また、医療連携体制を整えておくことで
スタッフに必要以上の負荷がかかるのを避けることができます。
経営者として、考えておいた方が良い、
とのアドバイスがありました。

導入に際しては、医療連携加算はⅠからⅤまであり、
それぞれ定義も加算点数も異なりますので、
自分のグループホームでは、どの加算が適しているのか
検討する必要があります。

今回は、

・何を以て医療連携とされるのか
・どのような医療機関と提携するのが良いか

という基本的なところから

・どのような内容の契約をすべきか
・実際に行っている支援が、どれに該当するのか

といった実践的なところまで、
広範囲にわたってカバーされていました。

勉強会で説明された一部を紹介いたしましたが、
報酬請求は、情報を得ているかどうかで、
請求点数が大きく変わってまいります。

当協会では、これからも協会員の皆様が、
報酬について十分な情報を得て、最適な請求ができるよう
勉強会などでお伝えしてまいります。

今後とも日本福祉事業者協会をよろしくお願いします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



CONTACT

事業サポートのご質問やご応募・その他お問い合わせは
お気軽にフォームからご連絡ください。
※営業連絡はおことわりいたします。

CONTACT

協会員募集