【安定経営のコツ】2018年8月度勉強会(東京)活動報告2018.08.17#お知らせ
こんにちは!
「日本福祉事業者協会」事務局です。
おかげさまで本協会は7月12日をもって設立1周年を迎えることができました!
この間、本協会で勉強いただいている協会員さんで力を合わせ、合計100棟を超える共同生活援助施設(障がい者グループホーム)を全国各地で開業致しております。
「障がい者の幸福と人生の充実に寄与し、福祉事業を通じて社会貢献をしよう」
私たちはそんなヴィジョンを持って本協会を設立致しました。
そして、私たちのヴィジョンに共感し、私たちと毎月勉強会で学んでくださった協会員の皆様と、400名近くの障がい者の方の居場所を作ることができたこと、本当に嬉しく思っています。
ただその一方、、、
グループホームの設立を心待ちにしている障がい者の方がまだまだ全国に百万人単位でいらっしゃります。
ですから1周年を迎えた今、改めてその現実(社会問題)に向き合い、協会本部・そして協会員さん一丸となって障がい福祉事業を推進していこうと決意を新たに致しました。
そこで今後、障がい者福祉事業をより推進していくために私たち日本福祉事業者協会が考えた方向性が、「日本一勉強会を開催する協会」というコンセプトです。
そしてそのコンセプトの実現のために、今年8月より協会主催の勉強会の回数を倍増させることに致しました。
本号ではリニューアル第1弾のセミナーである「安定経営のコツ伝授セミナー」の様子をレポートさせていただきます。
今回のセミナーは8月7日に東京都品川にて、5時間みっちりと「障がい者グループホームの経営」について勉強致しました。
なぜ安定経営についての勉強会を開催したかというと、事業が継続できなければ利用者さんに多大な負担がかかってしまうからです。
事業の継続のためには「安定経営」が必須です。
グループホームは利用者さんにとって生活の拠点であり、簡単に替えがきくものではありません。
長く安定して事業を継続することが必要不可欠です。
そのために今回の勉強会では、いかにすればグループホームにかかる経費を削減し、事業を長続きできるかという点を講師に佐藤国英氏を迎え解説していただきました。
どこか世間には「福祉に経営合理化はそぐわない」という風潮がございます。
そんな背景もあってか、支出についての認識が甘く、よくよく見てみるとかけなくても良い経費を何も考えずに使ってしまっている福祉事業者さんが実は結構あります。
ですので今回の勉強会では参加メンバー全員が月次の決算書を持参し、1つ1つの経費について洗いざらい考えるワークの時間を多めにとりました。
「何とも思わず決済してた支出が実は必要ないものだった・・・」
そんな声がワーク時間中、至る所から漏れていました。
その他にも参加してくださった協会員さんの感想としては
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・自分のホームで足りないところが明確になってよかったです。
・月の収支チェックを毎月欠かさずするようにします。
・決算書を見たときにどこを改善すれば良いのかわかりました。
・収支について項目ごとにしっかりと分けて考えなければいけないと思いました。
・1人1人のお給料を削ることなく運営体制を見直して人コストを下げることが大切だと感じました。
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と言った声が寄せられています。
「利用者さんのために経営を安定化させる。」その大前提を忘れてはなりません。
そのために、利用者さんに対する支援のあり方を勉強していくのはもちろんのこと、今後も経営について逃げずに向き合い、協会として勉強会を開催して参ります。
次回の勉強会は8月21日(火)開催、「管理者のあるべき姿」です。
今後とも日本福祉事業者協会をよろしくお願いします。
それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
「日本福祉事業者協会」事務局