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【日々使用する書類について】2019年10月度勉強会報告その42019.11.08#お知らせ

グループホームは
「人」で成り立っています。

利用者さんも、ご家族ももちろんですが
世話人さんもサービス管理責任者も人です。

人間同士であるからこそ
暖かな雰囲気を作ることができたり
コミュニケーションをとることができるのですが、
一方で、
人である以上、誰もが完璧ではなく、
ワザとではなく、ミスを起こすことがあります。

今回の勉強会では
人が関わる事業だからこそ作成しておくべき書類
「ヒヤリハット報告書」
についてもコンサルタントより
詳しく解説致しました。

「ヒヤリハット報告書」は
事故までには繋がらなかったけれど、
事故に直結してもおかしくないような、
ミス・ヒヤリ・ハットするような出来事を
報告する書類です。

実際に事故が起きてしまった時は
事故報告書を使います。

人間、誰もがミスを起こしてしまいますが
自分のミスを喜んで報告できる人は
あまりいません。

ですが、日常で起きた
些細なミス・ヒヤリ・ハットするような出来事を
修正することなく見過ごしていますと
後々、大きな事故に繋がってしまう可能性があります。

ちょっとしたミスを
「仕方がないよね」で済ますことなく
様々な事例を集めて
スタッフ全員が共有していくことが大切です。

「ヒヤリハット報告書」の基本姿勢として

・ミスは誰でも起こす
・全員が日々作成する
・全員で共有する
・全員で原因と対策を考える

という意識を持っておくのがいいでしょう。

そのためには
全てのスタッフが「ヒヤリハット報告書」を
日々、気軽に記載するという文化を
グループホーム内で作っていくことが
とても重要です。

また、その前提として、「ヒヤリハット報告書」は
ミスをしたスタッフを
責めることが目的では無いということを
共通の認識にしておく必要があります。

では、グループホームとして
重大事故を防ぐために大切な「ヒヤリハット報告書」について
どのように世話人さん達に伝えていくことで
日々、しっかり記入してもらうことができるのでしょうか。

今回の勉強会では、

・どのようなアプローチで話していくといいか
・気軽に作成してもらうための工夫

なども具体例を交えて
コンサルタントより詳しくお伝えいたしました。

利用者さん達が
日々、安全に安心して暮らしていけるような
グループホームで在るために
書類の面からも工夫できる点があります。

当協会ではこれからも勉強会などを通じて
利用者さん達の安全な共同生活を支援できるよう
様々な観点から発信してまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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