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【日々使用する書類について】2019年10月度勉強会報告その22019.10.25#お知らせ

グループホームでの支援の記録は
利用者さんにとっても
ご家族にとっても
事業者側にとっても
行政にとっても
そして、利用者さんの周りの支援者にとっても
とても大切なものです。

今回の勉強会では
グループホームで日々使用する書類の大切さや
どういう場面で必要になってくるのか、
また、どの書類に何をどのように記録するべきか
など全体像から具体例に至るまで
詳しくコンサルタントより解説致しました。

事業者側にとって
日々の記録というのは、サービス提供の記録です。

行政の実地指導の際にも
しっかり記録が取られているか、
記録が不足しているところはないか、など
確認があります。

スタッフは日々、利用者さんの支援に当たりますが
なにしろ、毎日のことですし
人の記憶はとても曖昧なものですので
しっかり記録しておかないと
いつ、どのような支援をしたのかが
全く分からなくなってしまいます。

ですが、きちんと日々記録を残しておくことで
過去を遡って確認することが可能となるのです。

また、記録は普段はしっかり保管しておきますが
状況に応じて、
ご本人、ご家族、病院関係者など
その記録を必要とする方々に公開が求められます。

書いたスタッフ本人だけがわかるような
メモ書きではなく、
第三者が読んでわかるような形態にしておくことも大切です。

日々の書類には、
そういった「記録」としての側面がある一方、
利用者さんやご家族の方にとっては
信頼や安心の材料でもあります。

支援者であるスタッフが記録するものですので
どうしても支援者目線になってしまいがちですが、
もう一歩、踏み込んで
利用者さんやご家族の視点を
意識しておくと記録の内容が変わってきます。

利用者さんはどのような想いを持っているのか
ご家族はどの点に関して支援が欲しいと考えているのか
というように
利用者さんご本人や、ご家族のことも想って
記録を残していくことで、
より良いグループホームになっていくことができるでしょう。

では、利用者さんにとっても事業者にとっても
より良い記録を残していくためには
具体的には、
何をどのように書いていけばいいのでしょうか。

今回の勉強会では
現場の経験も豊富なコンサルタントより
書き方についても、詳細に、またポイントを絞って
参加された皆様にお伝えいたしました。

参加された方からは

「記録の具体的な記録の方法など
具体的な内容が聞けて良かったです」

「実際に使いやすい実務的な内容で、
大変勉強になりました」

といったご感想をいただきました。

グループホームにおいて
適切な支援を継続して行っていくためには
書類に限らず、様々な観点を学んでいくことが大切です。

当協会ではこれからも
会員の皆様に有益な情報を
勉強会などを通して継続的に発信してまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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