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【日々使用する書類について】2019年10月度勉強会報告2019.10.17#お知らせ

グループホームの運営において
書類の記録と保管は、とても大切です。

日々の書類にきちんと記録していくことは
利用者さんのQOL(Quality of Life)の向上に
繋がっていきますし、
利用者さんのご家族との信頼関係構築にも役立ちます。

もちろん、
個別支援計画の作成においても欠かせません。

今回の勉強会では
この「日々の記録」について
どのような書類を作成しておくべきか
また、何を記録しておかなくてはいけないかなど
基本的なところを中心に
当協会のコンサルタントより詳しく解説しました。

まず、
日々の書類を作成する大きな目的の一つとして
利用者さんのQOLの向上が挙げられますが
なぜ記録をつけることがQOLの向上に
繋がるのでしょうか。

グループホームで行う支援の目的は
「利用者さんの安全・安心」
はもちろんですが、
もうひとつ
「利用者さんの成長」
があります。

利用者さんがグループホームでの生活の中で
生活力を向上させていくことが大切になります。

もちろん、利用者さんが不安を抱えていると、
生活力の向上に意識が向きませんので
まずは安心安全は第一に考えるべきことです。

例えば、生活が乱れていたり、
服薬をしっかりできない、といった場合には
グループホームで支援を受けながら生活し
まずは心身の安全を確保していきます。

安心安全を確保した上で、
適切な支援を行うことによって
利用者さんが、できなかったことを
ひとつずつ、できるようにしていく。

グループホームは訓練の場でもあるのです。

このように日々支援を行なっていくと同時に
その詳細を、しっかり記録に積み重ねていくと
振り返って読み返した時に
1年前とは全く違う内容になっていきます。

記録を通して、
利用者さんの成長が見てとれるのです。

このように、日々の書類の記録は
運営側、管理側としてももちろん大切ですが
利用者さんのことを考えた場合にも
重要であるということを
コンサルタントよりお伝えいたしました。

参加された皆様からも

「書類の重要性がよくわかりました」

「記録を習慣化させていきたいと思います」

といったご感想をいただいております。

日々の書類ひとつとっても
ポイントやコツを掴んでおくことで
利用者さんにとっても、スタッフにとっても
効率よく有効なものにしていくことが可能です。

当協会ではこれからも
会員の皆様のグループホーム運営が
よりスムーズになるよう
様々な情報をお伝えしてまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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