【日本の福祉を変える】4月度勉強会開催報告2017.04.30#お知らせ

こんにちは！
日本福祉事業者協会の事務局です！

4月29日（土）と30日（日）に、
当協会が主催の福祉事業勉強会を開催しましたので、
そちらの様子をご報告させていただきます。

当日は、
ゴールデンウィークの始まりの2日間であったにも関わらず、
北は北海道から南は長崎大分まで、
総勢55名を超える方にお越しいただきました。

現在、
グループホームに入居することができない障がい者の方が、
全国で360万人いらっしゃります。

自立した地域生活を送るために、
障がいを持たれたお子様を大型の施設ではなく
グループホームに入れたいと望みながら、

ホームの絶対数が少ない故に
その望みを叶えられずに悩んでいる親御様が、
大勢いらっしゃるということです。

本勉強会は、
そうした日本が抱える問題を解決するために、
当協会が主催者となって福祉事業者を育てていこうという趣旨で
開催させていただきました。

当日集った55名の参加者の方々は
「日本の福祉を変える」という志を一にした仲間です。

新規法人の立ち上げなり、
既存法人での新規事業部設立なりで、
参加者全員が福祉事業のオーナーとして
グループホームの開業を目指しています。

初めて福祉事業に携わるメンバーも多数いらっしゃる為、
「障害者総合支援法」の理解から始まり、
講師の佐藤国英（当協会理事）が運営している
グループホームの写真を共有することでイメージを深めていきました。

その後は、
市町村が出しているグループホーム開業のための資料を
いくつか参考にしながら、

・グループホーム開業要件を満たす物件
・適切な人材配置の考え方と、常勤換算の計算方法
・資格が必要な職種とその要件
・人材募集の方法
・指定申請のための書類作成方法

などを2日間かけてじっくり研究していきました。
参加者の方からは、

「福祉事業の全体的な流れ、やること、重要な点がわかったので、
明日から早速行動に移していきたいと思います。」

「いただいた情報のボリュームが多く圧倒されかけましたが、
利用者様と出会えることを考えれば
この苦労も乗り切れそうです」

「業界知識ゼロからのスタートですが、大枠を理解することができました。
細かい知識はオンラインプログラムなどで継続して勉強し、
障がい者の方とそのご家族のために
自立した社会貢献を進めてゆこうという気持ちになりました」

等の感想をいただいております。

しっかりとした理念を掲げ、
「日本の福祉を変える社会貢献をする」という使命を持って
参加された方の集まりですので、
大変前向きで、熱気のある2日間となりました。

これからも、
全国でグループホームに入居できずに困っている障がい者の方、
ならびにそのご家族様のお役に立てるよう、

グループホーム開業をサポートする勉強会を
継続して開催してまいります！

一般社団法人日本福祉事業者協会を、
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

一般社団法人日本福祉事業者協会事務局