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【財務経営力アップ】2019年6月勉強会活動報告その22019.07.04#お知らせ

グループホーム事業の要は「人」です。

現場のスタッフひとりひとりの力が、
経営に大きく影響してきます。

今回の勉強会では
現場力をアップさせることで
数々の社会福祉法人の事業を立て直し
経営力を大幅にアップさせてきたコンサルタントより
スタッフひとりひとりが力を発揮できるようになる
その仕組み作りについても
詳しく解説致しました。

例えば、
グループホームの収入源である
レセプト請求です。

レセプト請求は、請求のプロに頼んだとしても
そのプロが現場を把握していなければ
請求漏れが発生してしまいます。

現場のスタッフが一生懸命支援をしても
加算漏れがあったら
それは誰からも指摘してはもらえません。

レセプト請求に重要なことは、
情報と経験です。

どちらも、現場のスタッフが持っているものです。

現場のスタッフの意識を変えた結果
適切に加算を取れる体制が整備でき、
請求も国保連や行政と確認しながら進め、
年間で10%以上の収入増を達成できた事業所も
実際にあるということでした。

現場から情報がしっかりと上がるようになり
現場主導で改善がなされるようになることで
加算を取ることができる場合もあります。

経営者も、現場やレセプト情報に興味を持ち
情報をしっかり把握したうえで
定期的に意見交換をしていくことが重要です。

また、こういった改善が
現場スタッフにも、もちろん利用者さん達にも
プラスになることを前提としなくてはいけません。

では、どのようにしたら
現場のスタッフひとりひとりの力を
引き出すことができるのでしょうか。

福祉事業は、人の移動が極めて多く
なかなか人が定着しないために
現場の力が上がらない、というのが
多くみられる現状です。

ですが、逆をかえせば
現場が良くなれば、いい人材が集まる
という面も持ち合わせています。

今回の勉強会では
様々な事例やワークを体験しながら
最新の認知科学をベースに
人のマネジメントについても学びました。

現場力を上げていくことは
グループホームの経営にとって
鍵となる非常に重要な課題です。

当協会ではこれからも
会員の皆様の財務経営力をアップしていただけるよう
様々な勉強会を開催してまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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