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【資金調達と経営安定化】2019年2月度勉強会活動報告その42019.03.25#お知らせ

グループホームを安定的に運営していくには
人材の定着と、人件費の削減は
事業者として考えなくてはならないポイントです。

しかし、残念ながら福祉業界の離職率は高く
なかなか良い人材が定着しないのが
現状ではないでしょうか。

一方で、
事業者としては、黒字化していかなくては
グループホームの継続的な運営が危うくなってしまうので
人件費を上手に削減して行かなくてはなりません。

今回の勉強会では
人材の採用、定着、人件費の削減について
実際にグループホーム事業で成功している方々の
・「やってしまった」失敗談や
・とても上手くいった成功例
など、どのような工夫をされているのかを
具体例を挙げながら教えて頂きました。

例えば、「スタッフとお金」の話。

事業者として、まず覚えておかなくてはいけないのは
スタッフとして働く方々と、経営者としての自分では、
そもそもの考え方や、意識の持ち方が違う
ということです。

キャッシュがまわらなければ事業が成り立ちませんので
経営者である皆様の頭の中には
申請や加算については、常に認識があります。

ですが、スタッフの方々の立場であれば
目の前の利用者さんについて考えることがあっても
それと、お金の話は結びつきません。

利用者さんのために、またご家族のために
どのように事業資金をまわしていくか、という意識は
スタッフの方々と共有するのではなく
経営者として自分の中にとどめておくのが好ましい
というアドバイスがありました。

では、お金のことは自分の中にとどめ
スタッフの皆さんに、気持ちよく働いていただくためには
具体的にどのようにすればいいのでしょうか。

実際に、上手くいっている事例で、
利用者さんと向き合ってくれているスタッフの方々の
モチベーションを、できる範囲で気に留め、ケアしていく、
というホームが紹介されました。

その事業者さんが、どのようにケアしているのか
気持ちの上がり下がりが多いスタッフには
どのような対応をしているのか、など
具体的な内容や頻度、考え方がわかりやすく
真似しやすいものでした。

特別なことではなく、
すぐにでも、取り入れていけることでしたので、
日常の少しの気遣いが、いかに重要かを
再認識できたと思います。

また、なかなか獲得が難しいとされる
サービス管理責任者の確保ですが
余裕を持って人材確保をされているホームが
どのような採用活動をしているか
についても、解説がありました。

グループホームを立ち上げ
利用者さんが入居してくださっても
働いてくれるスタッフが居なければ
グループホームの運営は成り立ちません。

当協会では、これからも
会員の皆様がスムーズに運営していけるよう
人材確保や、人材の定着について
様々な情報をお伝えしてまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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