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【障がいと疾患1】2019年7月勉強会活動報告2019.08.09#お知らせ

グループホームに入居される方は
障がいのレベルも様々ですし
中には疾患をお持ちの方もいらっしゃいます。

例えば、難病をお持ちの場合
また、重度の障がいをお持ちの場合、
受入れ側はどういうことを考えておくべきでしょうか。

今回の勉強会では
コンサルタントが実際に経験した
疾患をお持ちの利用者さんへの対応方法から
利用者さんご本人の状態の読み解き方、
どのような心構えが必要かなど
具体的な実例を交えてお話しさせて頂きました。

例えば「てんかん」について。

コンサルタントによると、
ひとくちにてんかんと言っても、
種類がたくさんあるのだそうです。

てんかんの発作で年中入院している方もいれば
一度も入院したことがない方もいらっしゃるとのこと。

てんかんだから、とひとくくりにするのは
ご本人にとっても、グループホーム側にとっても
好ましい結果は生みません。

その為、
ご本人が普段、どんな時にてんかん発作を起こすのか
種類、時間、これまでの入院経歴など
ご本人の状態をまずはしっかり把握することが大切です。

ただ、グループホームは病院ではありませんので
対応できる範囲に限界があります。

ご本人のためにも、スタッフのためにも
どこまで支援が可能なのか
どこからは難しいのかについて合意をとっておくなど
病院側とよく連携して、その方その方の
対処方法を知っておくことが必要とのことでした。

このような、てんかんのような疾患以外にも
グループホームに受け入れて適切な支援ができるのか
迷うことがあります。

勉強会の中でも
「重度の知的の方をお受けするのは難しいか?」
といったご質問が出ました。

実際に重度の知的障がいの方であっても
グループホームに馴染んで生活している方も
いらっしゃいます。

コンサルタントからは、実例をいくつか挙げながら
軽度だから、重度だから、ということで判断せず
実際に会ってみて支援可能か判断するためのポイントなど
具体的なアドバイスがありました。

参加者された方からは

「障がいの状態と、その対処については
まだ経験不足なため
とても勉強になりました」

とのご感想をいただいております。

グループホームは
様々な状態の方が、一緒に生活を行なう場です。

協会員の皆様が
適切な支援を継続して行っていけるよう
当協会ではこれからも勉強会を開催してまいります。

今後とも、日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



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