グループホームの潤滑油2018.09.10#お知らせ

平日、頑張って仕事をしていたら、
たまにはお休みの日に遊びたくなるもの。

それは、グループホームを生活の場とする
利用者さん達にとっても同じことです。

当協会でも、協会員の方から

「土日祝日等の入居者さんが多い時、
デイサービスのような
レクリエーションはやっていますか？」

「利用者さんに、
気分転換や楽しいひと時を過ごして頂くには、
どうしたらいいですか？」

といったご質問をいただきます。

平日は作業所に行ったりしますので
休日には、体を休ませてもらうことが最優先ですが、
気分転換のひとつとして
レクリエーションを企画するのもいいと思います。

例えば
・季節行事（お花見、お月見、クリスマス、初詣など）
・地域行事への参加（お祭り、避難訓練、体育祭など）
・日帰り外出
・誕生会
など。

もちろん、利用者さんの参加は任意ですが
皆が参加できて楽しめるものを企画することで、
グループホーム内のコミュニケーションが良くなる効果も見込めます。

ただ、具体的に企画を考え始めると

・世話人さん達が、勤務の範囲内で行えて
追加でスタッフを用意せずにイベント開催するには？

・追加の食費を発生させずに
「特別感」を出すためにはどうしたらいい？

・外出するとなったら、何に気を付けるべき？

など、たくさん疑問や不安がわいてきます。

事業者としては、イベントは行いたいけれども、
スタッフに過度な負担はかけたくないですし、
できれば追加でコストは発生させたくありません。

そこで当協会では
実際に利用者の皆さんから

「あぁ、すごく綺麗！」
「とっても楽しかった！」
「またやってほしい！」

とご感想をいただいたイベントについて

・日勤のスタッフが勤務の範囲内で同行でき、
追加で人を用意しなくて済むようにするために
どのようなタイムスケジュールを組んだか

・通常の食費の範囲で「イベント感」を出すために
どんな工夫をしたか

・利用者さんの満足度を上げるために
どのような演出を考えたか

などの具体例をシェアさせていただきました。

また、
何度かイベントをやっている協会員の方向けには
より一層意義あるものにするための提案なども
お伝えいたしました。

当協会としては、
このようなイベントやレクリエーションが、
協会員の皆様の運営するグループホームを
より楽しく心地よい場所にする一助になれば、と考えております。

今後とも日本福祉事業者協会をよろしくお願いします。

日本福祉事業者協会事務局：杉本織恵