新着情報

些細なトラブルと、世話人さんのストレス2018.09.06#お知らせ

開業し、スタッフも雇用し、入居も進んだ。
でもどうも、細かなトラブルが発生する。
世話人さん達のストレスにもなっているようだ。
どうしたらいいのだろう・・・

こういう場合、ひとつの要因として、
スタッフ側の「利用者さんへの理解が浅い」
ことが挙げられます。

そして、理解が浅い原因のひとつは「知識不足」です。

多くの世話人さんにとって、
障がい者のサポートというのは、初めての経験です。

知らないことも多いですし
日常生活とは勝手が違うこともあるでしょう。

利用者さんの症状や言動について
なかなか理解ができないこともあると思います。

この、知識の溝を埋めていく方法のひとつとして
当協会としては「利用者カンファレンス」を
提案しています。

例えば、月1回、
時間とテーマを決めて、サービス管理責任者さんを中心に、
知識を学んだり、情報をシェアしたりします。

・利用者さん一人一人のバックグラウンドを話す
・病気の症状を学ぶ
・病気による日常の行動傾向を共有する
など。

業務時間だけでは、なかなか理解が及ばない
利用者さんの現状や、人としての一面を知ることで、
「一人の人間」として、利用者さんへの理解が深まります。

実際に参加された世話人さん達からは

「利用者さんをより人間的に知ることができてよかった」
「病気や症状について、理解が深まった」
「(利用者さんを)少し怖いと思うことがあったけれど
その人について知ることで、冷静に対応できると思った」

など、とても前向きな感想を頂きました。

「利用者カンファレンス」のような場が無ければ
世話人さんたちは、手探りで利用者さんとの
コミュニケーションを開拓しなくてはいけません。

ですが、このような場で情報を提供していくことで
世話人さんのストレスが減り、
利用者さんにも必要なサービスを届けることが可能になります。

また、世話人さんが、ストレスを感じることなく
グループホームの仕事を「楽しい」「心地いい」と感じてもらえれば、
仕事への意欲が上がり
結果として、世話人さんの定着率もアップします。

事業者側としても、グループホーム内の状況把握や
スタッフとのコミュニケーションを深める機会として
活用することもできます。

当協会では、これからも
会員の皆様の、スムーズなグループホーム事業の運営のため
現場で役に立つ情報をお届けしてまいります。

今後とも、
日本福祉事業者協会をどうぞよろしくお願いします。

日本福祉事業者協会事務局:杉本織恵



CONTACT

事業サポートのご質問やご応募・その他お問い合わせは
お気軽にフォームからご連絡ください。
※営業連絡はおことわりいたします。

CONTACT

協会員募集