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電子請求受付システムとは2022.03.22#お知らせ

電子請求受付システムとは

障害福祉サービスや障害児支援を障害者等に提供するサービス提供事業所は、国や自治体の法令等に従って、正しい請求を行うことによって、障害福祉サービス等報酬の支払を確実かつ円滑に受けることができます。

この請求を行うときに使用するのが、電子請求受付システムです。

サービス提供の流れ

障害者や障害児(以下「障害者等」)に対し、障害福祉サービスや障害児支援(以下「障害福祉サービス等」)を提供する事業所や施設(以下「サービス提供事業所」)は、障害者等の生活を総合的に支える重要な役割を担っています。また、市町村や都道府県及び国民健康保険団体連合会(以下「国保連合会」)が、次のようにそれぞれの役割を果たしています。

1.サービス提供の流れ

●都道府県から事業者の指定を受けてサービスを提供
サービス提供事業所は、あらかじめ都道府県から基準を満たす旨の指定を受けたうえで、障害福祉サービス等を提供します。また、障害福祉サービス等に対する介護給付費等(以下「給付費等」)の決定に必要な体制の状況についても都道府県に届け出ます。

●国保連合会を通じて市町村等に請求し、支払を受ける
サービス提供事業所は給付費等を、月単位で、国保連合会を通じて市町村(障害児入所支援は都道府県。以下「市町村等」)に請求します。請求に対し、国保連合会による一次審査が行われ、続いて市町村等による二次審査が行われ、審査結果に応じて給付費等の支払が行われます。

●支給決定から審査支払までの流れ

障害者等又は障害児の保護者による支給申請から、サービス提供事業所のサービス提供を経て、給付費等の審査支払が行われる流れは以下のとおりです。

1)給付費等の支給申請【障害者等→市町村等】
2)契約の締結【障害者等⇔サービス提供事業所】
3)障害福祉サービス等の提供【サービス提供事業所→支給決定障害者等】
4)請求【サービス提供事業所→国保連合会】
電子請求受付システムにて、請求を行います。
5)一次審査【国保連合会】
6)二次審査【市町村等】
7)請求【国保連合会→市町村等】
8)支払い【市町村等→国保連合会】
9)給付費支払い【国保連合会→サービス提供事業所】

 

電子請求受付システムをはじめて利用する場合

サービス提供事業所を新規に開設するなど、電子請求受付システムをはじめて利用するに当たっては、電子請求受付システムの「はじめての方」に掲載されている「電子請求をはじめる前に」の手順に沿って事前準備を行います。

 

請求関係資料について

請求事務に必要となる情報をよりわかりやすく提供するため、電子請求受付システム上に、請求に関係する資料が掲載されています。

 

レセプト講習のご案内

一般社団法人 日本福祉事業者協会では、初めて請求を行う障がい者グループホームのオーナーのために、毎月レセプト講習(入門編)を行なっています。ぜひご活用ください。

レセプト講習(入門編)はこちら

 

参考資料

この記事は、以下の資料を参考にまとめました。

https://www.jshien.e-seikyuu.jp/jiritsu/faq/請求事務ハンドブック_2021年5月版.pdf

 



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