グループホーム用物件獲得の2つの方法2021.09.30#お知らせ
障害者グループホームを開設するにあたり、
「物件の確保」はとても大きな課題です。
法的要件があることも候補を狭めますし、
「福祉事業で利用する」許可を得るハードルの高さも否めません。
グループホーム用物件の獲得には、大きく2つの方法があります。
賃貸で探す方法と、投資を依頼する方法です。
賃貸で探す
協会としてはまずこちらの方法を提案しています。
理由としては、開業のための初期投資を抑えられるから。
推奨しているのは、
2階建ての4LDK戸建て物件です。
1部屋1部屋が独立していて、
それぞれの広さは7.43㎡以上。
これは5帖ならクリアするけれど、
4.5帖だと実測してみると少し足りないこともある、
といった広さになります。
ネットで
「戸建て・4LDK以上」で検索し、
出てきた物件から、更に要件を満たしている物件を探します。
また、地元の不動産屋さんに直接物件探しを依頼するときは、
要件をまとめた資料を渡すのがお勧めです。
候補物件が見つかったら、
協会ではまず担当不動産業者を通じて、
物件オーナーに
「障害者グループホームでの利用」の相談に応じてくれるかどうかを確認します。
相談可となれば、すぐに内見に進みます。
実際に目で見て、
必要であれば居室の広さを実測します。
投資を依頼する
賃貸物件ではなく、売り物件で良い物件があれば、
投資家に購入してもらって借りるという方法もあります。
当協会主催の
「グループホーム事業経営実践会」においても、
講師で現役グループホームオーナーの石塚光太郎氏が
ご自身の事例として紹介してくださいました。
但し、新築物件はどうしても
購入額・賃貸額共に高くなりますのでお勧めできません。
中古物件でその状況によっては
この方法で、逆に賃貸相場より安くなったという例もあります。
しかし何よりも、
物件オーナーが「福祉事業」を前提として購入していることは、
コスト以上の強みと言えます。
協会には、多くの業者様・投資家様からご協力をお申し出いただいています。
協会員の方は、いつでも協力者様にお繋ぎさせていただきます。