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【SDGsと福祉の未来】「世界のトレンド ダイバーシティとSDGs」①2020.08.31#新着情報

「誰一人取り残さない」という理念のもと
環境、社会、経済の分野での課題を
2030年までに世界全体で解決していこうと
国連が2015年に「SDGs」を提唱しました。

日本でも国として、また自治体や学校、
企業単位での取り組みが進んでおります。

当協会としても、会員の皆様と一緒に
SDGsについて深く学んでいきたいと考え
今回のシンポジウムでは、
SDGsやダイバーシティに造詣が深く
障がい・難病の女性のためのフリーマガジン
「Co-Co Life ⭐︎ 女子部」の編集をされ、且つ
ユニバーサルデザインコーディネータでもいらっしゃる
守山菜穂子様をお招きしました。

「Co-Co Life ⭐︎ 女子部」とは
NPO法人 施無畏(せむい)が発行している
障がい・難病の女性のための
国内で唯一の、フリーペーパー&コミュニティです。

大切にされていることは2つ。

障がいがあるからと言って、可哀想な人ではない、と
「美しさ、華やかさ、憧れ、ワクワク感」が持てること。

そして、
恋愛、結婚、仕事、お金、一人暮らし、旅行、ファッションなど
誰もが持っている興味や嗜好に積極的であること、
普通であること、普遍的であること。

ファンミーティングやパーティ、イベント、セミナーなども開催し
障害の有無に関係なく、参加者もスタッフも全員で
楽しんでいらっしゃいます。

障がい・難病のタレント専門芸能プロダクションも立ち上げ、
読者モデルとして活躍される方もおみえになるとのこと。

障がいをお持ちだったり、難病を抱えた読者の方々に
海外旅行や、一人暮らし、メイクやおしゃれなど
「あなたもできるよ、やってみようよ」と
「共感」と「きっかけ」を与えるメディアとして
多くのファンを惹きつけています。

そのような活動をされている NPO法人 施無畏(せむい)としての
SDGsへの取り組みは、SDGsの17のゴールのうち、主に5つ。

3 全ての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
10 人や国の不平等をなくそう
17 パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsでは、国連が設定した17のゴールを網羅する必要はなく
団体として、もしくは個人として、どの目標をテーマにしていくのかを決め、
宣言して取り組むと良いそうです。

この5つのゴールに対して、施無畏(せむい)の具体的な指針は

・障がいのある人への社会的障壁をなくす
・団体の存続自体が社会を良くする
・官公庁、企業とのコラボで大きくより良い社会を目指す

ということ。

実際にこの3点をベースに
積極的に活動を展開されていらっしゃいます。

「Co-Co Life ⭐︎ 女子部」も
障がいの有無で線を引かず、お互いが人と人して関わり
誰もがキラキラして人生を楽しんでいけるような活動です。

参加された方からも

「Co-Co Life ⭐︎ 女子部の活動に興味があります」

「グループホームの女性棟を運営しているので
Co-Co Life ⭐︎ 女子部についてもっと詳しく知りたいです」

といったお声をたくさんいただきました。

同じ福祉の業界であっても
違った形での活動に触れることで、たくさんの学びがあります。

当協会では、これからも
協会員の皆様の事業の発展に繋がるような機会を
提供していきたいと考えております。

今後とも日本福祉事業者協会を
どうぞよろしくお願いいたします。

 

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